鋼材加工

鋼材加工

A.M.

2013年中途入社

鉄の道を極めるべく、
渋井企工に移り、技術を習得。

鉄の道を極めるべく、
渋井企工に移り、技術を習得。

金属加工会社から転職して2013年に渋井企工へ。前職でも平鋼やパイプ類などの切断業務に携わっていたが、鋼材に特化しているうえ、より精度の高い鋼材加工に従事できることが、渋井企工に入社した理由とのこと。取引先からオーダーされた長さに切断加工するのが主な業務で、つねに職人的な感覚が求められる。10年以上にわたり鋼材の切断加工に従事しているが、いつも新しい発見があり、「何度切っても飽きることがない」というほどの鉄好き。

Q1

現在、どのような
仕事をしていますか?

船橋第一工場で鋼材の切断加工業務に携わっています。第二工場で生産しているスプライスプレートとは異なり、取引先からオーダーされた長さに切断加工しています。鋼材の厚さや長さ、形状などの指示書をもとに、依頼のあった個数を寸分違わずに加工するのが仕事です。切断に使うのは主にバンドソーという工作機械ですが、そのブレード(刃)の摩耗具合なども考慮しながら、ミリ単位以下の精度でカットしています。手で触れたときの感覚など、職人的な資質が求められます。

Q2

切断加工の魅力とは。
何に喜びを感じますか?

精密、正確に切断することそのものが魅力です。鋼材の種類によって硬さが異なるため、単に切断するといっても、そのアプローチ方法が異なります。また、素材の性質だけでなく、その日の機械の調子など感覚的なことも考慮して、仕様通りにカットしていくのは本当に楽しいし、いつも新しい発見があります。実は、製品自体は形を見ただけでは何に使われるかわかりません(笑)。しかし、世の中の何かの役に立つものだと思うと、気が抜けない、という責任も感じています。

Q3

鉄好きが高じて入社した
渋井企工はどんな会社ですか?

懐の深い会社です。入社してからしばらくは、同じ金属加工業から転職したこともあって、自分のやり方に固執して失敗ばかりでした。でも、そんな自分の考えをほぐしてくれたのは先輩たち。鋼材加工のエキスパートがゆっくりじっくりとその知見・経験を教えてくれたことで、柔軟な考えで素材に向き合えるようになれた気がします。鉄が好きなのは自分だけではない。ここで働くみんなが鋼材加工にプライドを持っているという気づきが、自分を変えてくれたのだと思います。


TOP
TOP