鋼材加工
2007年新卒入社
鋼材加工
2013年中途入社
鋼材加工
2013年中途入社
ペルー出身。2013年、41歳のときに渋井企工に入社。1993年に来日し、金属加工業を含め、さまざまな仕事に就いたが、そのどれもが派遣社員だった。入社の理由は、正社員として採用してもらえたから。入社当初は、それまで外国人コミュニティを中心に暮らしていたため日本語でのコミュニケーションが不慣れだったが、仕事を覚えると同時に日本語も上達。現在は鋼材加工のほか、製品の出荷、積込作業を担当している。奥様と3人のお子さんの5人家族。
Q1
ショットブラスト加工や錆出し業務、製品の出荷・積込作業に従事しています。ショットブラスト加工とは、小さな鉄の球を鋼材の表面に打ち付けて表面処理をする加工です。船橋第二工場で生産するスプライスプレートの孔明けで生じたバリを取ったり、鋼材の表面加工処理(ブラスト加工)が、私の担当業務です。もう一つの担当業務、出荷・積込は文字通り、製品を搬出する業者のトラックに積み込む仕事。重量物を扱うので、一台一台慎重に作業する必要があります。
Q2
加工により鋼材が変化していく過程は何度見てもおもしろいと思っています。ちなみに、切断をし孔明けした後の製品をショットブラスト加工で表面に凹凸を付けたり、錆出し(人工的に錆びさせる)したりするのは、摩擦力を高めるためです。H鋼とH鋼を連結するスプライスプレートは、錆があることで強度が増すのです。鉄という素材の魅力ですね。そうして作られた製品が、さまざまな建築物の一部になっていると思うと、とてもうれしいです。
Q3
人を大切にする会社だと思います。入社したとき、渋井企工に外国人社員は私だけでした。しかも日本語を上手に話せないのに、とてもやさしく接してくれたのを覚えています。もちろん、今でもみんな親切! 当時は機械の扱い方など、仕事の内容がわからなくても丁寧に教えてくれて、気がつけば日本語が上達していました。私と私の家族が日本で暮らしていけるのは、渋井企工のおかげです。本当に「ありがとう!」という気持ちですね。この思いを忘れずにこれからもガンバリマス!